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地場産農産物で薬膳茶 心も体もすっきり

2026年1月3週号

あわら市 薬膳茶279(つなぐ)」 西川 恵子さん

 おいしい旬の農産物が農家さんから直接もらえる環境に感謝」と笑顔を見せるのは、あわら市の古民家カフェ「薬膳茶279(つなぐ)」の店主・西川恵子さん(46)。2019年に石川県から移住し、築160年の古民家で、地場産の農産物などを使ったブレンド薬膳茶やランチを提供する。

 トレーナーとしても働く西川さんは、「健康には体を動かすことが大切だが、運動をする以前に体質にあわせた食を考えるようになった」と話す。通信教育で中医学(中国伝統医学)や薬膳について学び、21年に資格の取得と同時に、体に優しく、老若男女問わずにおいしく飲める薬膳茶の販売を始めた。23年4月から薬膳茶を提供するカフェやワークショップを開く。

「移住して一番良かったことは、地元農家さんとの距離が近かったこと。農家さんと直接つながることで、1番体に良い旬の食材を取り入れられている」と西川さん。薬膳茶は、地元農家が栽培した食用花やレンコンのほか、自宅の庭で採れたネーブルや桑の葉など多くの国産品を使う。

 昨年商品化した「蓮根黒豆茶」は、規格外のレンコンを使っており、乾燥すると固くなる性質を、地元企業と協力してさくさくとした軽い仕上がりに調整。レンコンの味と黒豆の栄養素をしっかり取れるお茶になっている。

 西川さんは「薬膳茶を通して、心と体をすっきりさせるだけでなく、これからも人と自然や人と人をつなぎながら、改めて食や農業を見直すひとつのきっかけになれるよう貢献したい」と話す。
 商品は、ホームページ(HP)や電子商取引(EC)サイトのほか、地元道の駅「蓮如の里」で販売する。

写真①:「私の好きなあわら市と薬膳とを組み合わせたカフェで多くの人に笑顔になってほしい」と西川さん

写真②:「蓮根黒豆茶」(左)と「あわら蓮花紅茶」。使われている蓮の花は西川さんが農家の圃場で収穫した