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花き年間10万本出荷

2021年3月4週号

姉崎陽平さん (あわら市田中々)

「好きなラジオを聴きながら作業していると集中できていい仕事ができます」と話すのはあわら市田中々の姉崎陽平さん。ハウス20㌃、路地30㌃で小ギク、キンギョソウ、トルコキキョウ、ストック、ひまわりを中心に、年間約10万本を父と二人で市場や花屋、直売所に出荷している。
力を入れているキンギョソウは県内では珍しく、特に出荷時の検品作業には細心の注意を払っている。「福井の気候では栽培できる品種が少なくほかの農家と出荷時期が重なりやすい。なるべく時期が重ならないよう気を配り、収入を上げていきたい」と話す。
姉崎さんは二十歳から実家の花き栽培を手伝い始め、様々な研修を経て2015年から本格的に栽培に取り組んでいる。
18年には豪雪でハウスが損壊し、復旧に多くの労力を要した。「安定した農業経営を続けていきたい」と収入保険に加入。昨年はコロナ禍により市場価格が下がるなどの経営リスクに遭遇したが「収入保険に入っているので、心配事に気をとられず、作業に専念することができた」と話す。
「今は、よりいいものを出荷できるように足元をしっかり固めて、ゆくゆくは規模を増やしていきたい」と笑顔で話す。

キンギョソウを収穫する姉崎さん。収穫は4月ごろまで続く